発見率

99%

発信機携行+登山届のある事案
※発信機携行忘れ等を除く

129

件の捜索対応

324件の通報件数

ココヘリ捜索対応レポート

2024-01-26
ココヘリ対応レポート case1
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本事案の結果をふまえて

なによりも、「1日も早く自宅に帰してあげたい」というご家族の強い思いが、公的救助機関・ココヘリ・提携民間救助機関による早期解決につながった。

通常、捜索活動においては、ヘリに受信機を搭載して捜索することが最も有効な手段である。
しかしながら強風や雨、または現場山域の雲が低い等、視界不良条件下においてはヘリが山肌に接触する事故のリスクが高まるため、公的機関、ココヘリ提携民間ヘリともに出動を見送るケースも少なくない。
ココヘリでは、数年前から主要な戦力として受信機を搭載したドローンを運用しているが、本件においても遭難者の位置特定に大きく貢献した。(本事案を含め、ドローンでの位置特定は6件目の事例)

2024-02-02
ココヘリ対応レポート case2
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本事案の結果をふまえて

「ココヘリは積雪期の遭難では使えない」との誤解によるSNS等での発信も多く、会員の皆様もご心配かもしれません。

しかしながら今回のケースに限らず、冬山での遭難においても夏山同様にココヘリは捜索活動を実施、遭難者の発見に至っています。

繰り返しになりますが様々な安全登山への備えはもちろん、『登山計画書の共有』と『ココヘリ発信機の携行』を忘れずに登山をお楽しみください。

万が一の際にも、ココヘリは会員の皆様を発見するために全力を尽くします。

最新の対応事案

PICK UP
2023-10-04
群馬県 谷川岳
捜索事案
救助事案
jRO
友人から通報。ロープウェー乗り場に着く時間になっても連絡が取れない。ココヘリはヘリコプター手配等の捜索準備、公的機関と連携を行う。明朝、ヘリ捜索を開始、約50分後に発信機の電波を受信。特定位置を公的機関へ連携。その後、ドローン捜索チームによる追加捜索で、さらなる位置の絞り込みを行う。その後、公的機関により特定地点での救助が行われました。
2024-02-12
群馬県 谷川岳
相談
負傷
捜索事案
救助事案
jRO
滑落したとご本人から通報。公的機関により救助。
捜索・救助費用
2024-02-10
群馬県 武尊山
相談
負傷
捜索事案
救助事案
jRO
単独で下山中の道迷い。本人からの通報。ケガ等無く無事下山。
捜索・救助費用
2024-02-07
新潟県 神楽峰
相談
負傷
捜索事案
救助事案
jRO
単独中に滑落し、連絡がとれないとご友人からの通報。ご本人はビバークし、翌日下山中に公的機関により救助。
捜索・救助費用

※個人情報や公的機関との機密保持の観点から一部内容を伏せています。

生還者の声

死ぬなと思いました

下山途中、雪が深すぎて何度もお尻ですべっているうちに、ザックの後ろのポケットにいれていた地図を落としてしまいました。さらに彷徨っているうちに沢に転落。やむを得ず、びしょびしょになりながら沢をくだるうち、気が付いたら携帯まで無くしていました。「死ぬな」と思いました。これ以上動くと滑落の危険もあると思い、平らな場所をみつけて、救助を待つしかないと覚悟しました。

生還者の声

受信機を使った捜索129件

34
ココヘリが捜索、発見

民間ヘリコプターやココヘリ・ドローンチームによる捜索を行い、会員様を発見、救助組織へ引き継ぎます。

95
公的機関の捜索へ協力

警察・消防組織の導入済みのココヘリを活用した捜索・救助活動が行われる際、ココヘリは警察・消防と連携、遭難者の情報共有やご家族のサポートなどの捜索協力を行います。

シーズンレポート

データで一覧

最新の対応案件、所要時間等の統計データをビジュアライズしてまとめています。
対応案件:
324
捜索所要時間(%)

※捜索者発見案件内比率

発見時生存率(%)
SEARCH RECORD

86%の案件で、捜索開始から3時間以内に発見。48%の案件で遭難者を生存状態で発見

捜索を開始してから、40%が60分以内、86%が3時間以内での発見を実現しています。生死を分ける「72時間の壁」を大幅に下回る捜索時間です。

さらに、48%の案件で遭難者を生存状態で無事に発見。残り52%の案件の遭難者の方については、大変残念ながら滑落や雪崩等の事故でお亡くなりになられていましたが、ご遺体をご家族のもとへ、行方不明になってしまう方を一人でも少なくすることへお役立ちしました。

※捜索開始後の時間。事故が発生してからではありません。
 捜索者発見案件内比率。発信機不携帯、電源入れ忘れ等の案件は除く。

案件発生月
山岳事故別件数
同行・パーティ構成(%)

夏場以外も通年案件は発生。グループでの登山でも油断は禁物です。

誰にでも起こりうる「道迷い」が「滑落」の次に多い要因となっています。

山岳遭難件数

警察庁発表資料より

ココヘリがお役立ちできた案件は山岳遭難全体で見ればまだ一握りです。

2019年は総遭難者2,937件に対し、ココヘリの捜索案件は15件でした。一人でも多くの命を救うことができるようココヘリの普及活動を進めていきます。

通報者・捜索要請者(%)

捜索が難航した事例

捜索が難航した事例 1

岩手県での登山中に起きた遭難に伴う捜索事例。

登山届が確認出来ず、捜索エリアを絞り込むことができず出動まで調整時間を要しましたが、幸いなことに、捜索開始から2時間で発見救助に至りました。

登山届が提出されておらず、捜索の初動に遅れが出ました。

登山届を提出する。家族や友人へ共有する。

登山届や登山計画は必ず準備し提出。同時に、家族や友人へも共有をして下さい。登山届には、オンラインで提出でき、各自治体・警察と連携しているコンパスがお勧めです。ココヘリも提携しています。

携帯電話エリアが圏外で、連絡が出来ない状態でした。

山の中では、携帯の電波は当てにしてはいけない。

見通しのよい尾根筋や山頂付近以外では、携帯電話も圏外になってしまうことが多くなります。圏外エリアで遭難する可能性を前提に考えて、第三者に登山届、登山計画を伝える必要があります。

捜索が難航した事例 2

静岡県での登山中に起きた遭難に伴う捜索事例。

ご家族からの緊急連絡によりGPS情報を取得していましたが、初日の県警ヘリと消防航空隊、地上からの捜索では発見に至りませんでした。
翌日ココヘリが警察による位置情報で捜索を行いましたが、その時には既にご本人が移動をしていたため発見できず、さらに午後の捜索では天候が悪化したため中断せざる終えませんでした。
3日目に前日のGPS情報と沢へ移動しているという情報を基に周辺を捜索したところ、谷底に滑落しているご本人を発見することができました。天候不良や通報後の移動、更に電波の発信の障害になりやすい谷へ滑落など、アクシデントが重なった事で位置の特定に時間を要してしまいました。

通報後に移動、さらに谷に滑落するアクシデントが起こっていたため、捜索が長期化しました。

迷ったと思ったら、わかるところまで引き返すことを優先する。

迷ったら戻る、が登山の鉄則です。危険な道を下ったり、沢に降りてしまうと、滑落や滝への転落など命の危険に直結する事故につながります。

遭難したと思ったら、救助を待つことを優先する。

安全を確保し、動かずに体力を温存しましょう。登山届や家族へ伝えている場合は必ず救助が来ます。もし携帯電話の電波が繋がり、警察や消防に通報できた場合は指示に従って下さい。

捜索訓練

定期的な捜索訓練で捜索チームのスキルアップを図っています。
ココヘリ・ドローンチーム捜索訓練 in 白馬
ココヘリ体験会:群馬県ほうだいぎスキー場
【捜索訓練】京都北山 | ヘリコプターによる電波受信訓練
【捜索訓練】京都 美山佐々里 | ヘリコプターによるBluetooth電波受信訓練
【捜索訓練】滋賀県大谷山付近
【捜索訓練】佐賀県多久市鼻山
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