2023-09-13
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足のトラブルに悩んでいる人へ

13(トザン)日は【AJ MALLの日】特集|安全登山のための道具術

伊藤 俊明 
ライター・編集者

本好きが高じて企画・編集会社に勤務し、アウトドアをはじめとす る趣味の雑誌編集に関わったのちに独立。思う存分スキーを楽しむ ために夏に頑張るアリンコ系ライター・編集者。インタビューや道 具の紹介、解説記事が得意分野。

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踏み出し、接地して、蹴り出す。人間の足には片足で28個もの骨があり、無意識に繰り返す歩行の動作のなかでも、とても複雑な動きをしています。

 地面に足がついたとき、足裏のアーチはたわみ、蹴り出しのタイミングで元に戻ることで前に進む力を支えます。しかし、多くの人の足は、この理想的な動きができていないそうです。日本でSUPERfeet(以下、スーパーフィート)やLife OTC(以下、ライフOTC)を取り扱っているインパクトトレーディングの須田明伸さんに話を聞きました。

須田 明伸(すだ あきのぶ) 株式会社インパクトトレーディング Northwest PodiatricLaboratory(以下NWPL)事業部 部長。 2013年入社後、ランニング専門店、シューズ専門店にて足部バイオメカニクス理論をベースとしたSUPERfeet/ NWPLブランドの販促活動に取り組む。その後、オリンピック選手や日本代表クラスのアスリートのインソール成型、採型、フィッティングなどを対応する。

「足が接地するとき、最初に接地するのはかかとの骨です。かかとの骨は丸い形状で、内側に倒れやすい位置関係にあります。その動きと連動して、土踏まずエリアの関節がたわみ(低くなり)、前足部の骨も広げて着地の衝撃を吸収します。蹴り出しのタイミングになると、内側に倒れた足の骨配列は本来は起き上がり、土踏まずのアーチが元に戻って、前に進もうとする力を支えます。しかし実際には、足が内側に倒れたまま、土踏まずが低く落ちた状態で、地面をこするような無理な歩き方をしている人が多いのです」

 かかとの関節が内側に倒れ、続いて土踏まずがたわむ動きを「回内(プロネーション)」と呼びます。これが必要以上に倒れ、土踏まずが潰れてしまうような状態が「過剰回内(オーバープロネーション)」です。過剰回内は外反母趾やタコ、マメのような足のトラブルを誘発します。さらに、膝痛や腰痛を引き起こす原因にもなります。

 スーパーフィートやライフOTCのインソールは、歩行時に土踏まずが必要以上に落ち込むこの過剰回内を抑え、本来の足の動きを取り戻すことを目的につくられました。

オーバープロネーション(過剰回内)とは?『足ナビ』

「アメリカには足を専門とする医療資格制度があり、足病医という足の専門医がいます。足病医は手術もしますが、トラブルがある人の適切な歩行を助けるため、あるいはアスリートのパフォーマンスアップのためにファンクショナルオーソティックス(医療用この足底挿板)を処方するのが一般的です」

 ノースウェスト・ポディアトリック・ラボラトリーは、足底挿入板と呼ばれる医療用のインソールを手がけてきたメーカーです。個人の足に合わせて完全に手作りする足底挿板はペアで9万円程度と高額ですが、100万人以上の足と向き合い、長年培ってきたノウハウをベースに、入手しやすい素材で開発したのがスーパーフィートであり、ライフOTCです。

 その特徴は、かかとを包み込む深いヒールカップと足裏を支える硬い素材、土踏まずのアーチよりも少しかかと寄りを支える形状にあります。スーパーフィートやライフOTCのかかとは丸みを帯びていて、着地のときに起こる自然な回内の動きを妨げません。かかとは内側に倒れますが、足裏の硬い素材と独自の形状が倒れすぎるのを防ぎ、土踏まずが立ち上げる次の動きを支持します。

ファンクショナルインソールが硬くなければ“いけない”ワケ

「歩行時の足の動きに合わせて、かかとが地面についたら倒れて、適切なタイミングで切り替わって今度は土踏まずを高い方向に起こしていきます。スーパーフィートやライフOTCを使うと足が安定するとよく言われますが、足が固定される訳ではありません。硬い素材とアーチを直接持ち上げない形状が、土踏まずエリアが適切に運動できるように導き、歩行のモーションが適切に切り替わっていることで、安定を感じていただけるのだと思います」

 過剰回内は自分ではわかりにくいですが、扁平足や外反母趾気味の人、長く歩くと足が張る人や、下山で膝が痛くなったりする人はその可能性が高いそうです。また、靴選びで苦労している人も要注意です。たとえば、足長が24.5cmなのに横幅が合わなくて26cmの靴を履いているという人は、足の動きが大きすぎて起きていると考えられます。

「心当たりがあって、一度試してみたいという人にはスーパーフィート、すでに外反母趾などのトラブルを抱えている人にはライフOTCがおすすめです」

 スーパーフィートとライフOTCは、どちらも前述のような足の理想的な動きをサポートするために設計されています。価格の違いは、つまり素材のクオリティの違いとそれによるサポート力の違いです。

 スーパーフィートは、より多くの人が使えるように、手に取りやすい価格も考慮したインソールです。足底のプラスチック(一部カーボンあり)は、シューズにもともと入っているウレタン素材のインソールとは段違いの硬さで、足裏をしっかり支えてくれます。ただし、おおよそ80km程度の使用で劣化が進むため、半年ないし一年での買い替えが必要とされています。

 スーパーフィートを代表するのは、ハサミなどで切って履いている靴に合わせる「トリムフィット」です。つま先からかかとまでのフルレングスで、もともと入っていた中敷と取り替えて使用します。定番は「グリーン」「ブルー」「ブラック」の3種類。「グリーン」は1977年から続いている看板モデルで、足裏のアーチが高い人向け。3種のなかではサポート力がもっとも高いモデルです。「ブルー」は幅広の靴用で、足裏のアーチの高さが中程度の人向け。「ブラック」はアーチが低い人向け。薄型軽量なのでふだんの革靴にも使いやすいモデルです。

 一方のライフOTCは、足病医が処方する足底挿板に迫る、市販では最高のクオリティを誇るインソールです。カーボンとナイロンをミックスした素材は簡単には形が変わらないほど硬く、足裏をしっかりとサポート。硬さがあるぶん寿命も長く、2〜3年程度の耐久性を謳っています。外反母趾や膝痛などに悩んでいるなら検討の価値ありです。スーパーフィートがカットして靴に合わせるのに対して、こちらは3/4レングスで、薄いのでもともと入っている中敷の上にそのまま入れるだけでOKです。使用する靴を選ばず、登山靴から街で履く革靴まで、簡単に入れ替えて使いまわせるのも利点です。

(文=伊藤俊明 写真=岡野朋之)

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