2024-04-14
プロモーション

COCOHELI STORIES Vol.26を配信いたしました

【連載企画】COCOHELI STORIES 「いってきます」と「おかえりなさい」の間に。

大峰 菜奈子
AUTHENTIC JAPAN
目次
撮影協力:図書喫茶カンタカ

Vol.26 会社員として働きながら、週末はもっぱら山で過ごす渋木さん。始発に乗って山に出かけていき、夕方に帰ってくる。そしてそんな渋木さんの帰りを待つ奥様。そんなお二人の日常にお邪魔しました。

「もともと僕は自転車乗りなのです。自転車にもオートバイにも、一輪車にも乗って(笑)」と渋木さん。え、一輪車?と思わず聞き返すと、「マウンテンユニサイクルという、山用の一輪車でSDA王滝というマウンテンバイクのレースに出場している人を知り興味を持ちました。色々調べていると大人になった今からでもできるのではないかと思って。これまで一輪車に触ったこともなかったんですが、山を一輪車で走れたら面白いなと思いつつ購入を迷っていたら、偶然ネットオークションに1万円で出品されていたので、ものは試しにと購入してみたんです。ですから実は山に行くようになったのはこの競技をするようになってからなんです」と渋木さん。

マウンテンバイクの一輪車…子供たちが乗っている一輪車とは全く違い、とにかくごつくてびっくりしました。「私の技術では大きな岩場などは走行できないので、そういった場所は押して歩くしかありません。でもレースでは、その間の移動全てを歩いていたらタイムアウトになってしまう。そこで山を走るようになったんです。いわゆるトレイルランニングですね。一輪車の練習を44歳から始めて、47歳で初めてSDA王滝に山一輪車でデビューして一応完走したんですよ。当時一輪車は珍しかったので、なぜか僕アイドルになっちゃって(笑)」と楽しそうに笑う渋木さん。それが山で過ごすようになったきっかけだったそうです。

その後トレイルランを始めた渋木さんは、草履と五本指の靴を愛用するように。「靴でランニングすると足に悪いんですよ。特に下り坂では靴のつま先に爪が当たって爪がはがれてしまうんです」トレランを始めた時は普通に靴を履いていたので足のトラブル(爪が剥がれたり膝がや関節が痛くなったり)が多く、色々と調べるうちに草履と五本指の靴にいきついたそうです。渋木さんは自分でも草履を作ってらっしゃるそうです。山遊びもそれにまつわる道具も調べて研究して、なんでも楽しむ渋木さん。

渋木さんにココヘリ入会のきっかけを伺いました。「山に行く時はいつも一人でした。ですから山の情報紙や地図、GPS等の情報やテクノロジーに頼ることも多く、そんな中でココヘリの情報を見かけるようになってきました。いろいろと調べると、ココヘリを持っていれば行方不明のままになる可能性を低くすることができる。位置を特定できる。そして遭難時のリスクを読んだとき、“あぁそうだよね”と素直に思いました。山は少し道を逸れると一晩二晩は絶対発見なんかされないようなところばかり。そう考えたらココヘリを持った方が良いと思い入会しました。今はヤマップでルート設定して登山計画を作り、その後ココヘリのマイページに飛ばしています」と渋木さん。「ココヘリは山に入る人の責任のようなものだと思っています。人に迷惑をかけないため、そして家で待つ妻のため。山で遊ぶ以上は最低限用意しておかなきゃならないものの一つと思います」とおっしゃってくださいました。

渋木さんは山に行く際、防寒具などは荷物になるけどきちんとと持って行く。必要なものを忘れないようチェックリストでの確認を欠かさないようにしているそうです。「ココヘリを持って、登山計画を提出してから山に行く。あと、食べ物をしっかり持って行く。食糧を多めに持つのは、もちろん自分の為でもありますが、もし動けない人に遭遇した時に分けてあげるためです」とおっしゃっていました。

旦那様の帰りを待つ奥様にお話を伺いました。「正直危ないことはやめてほしいと思っています。昔は自転車で競い合うようにしてすごいスピードで走るというのもやっていたんです。昔からずっと心配は尽きなかったんですが、今度は山に行ったのか…みたいな(笑)。でも基本は慎重な性格だから、色々やるけど大きな怪我は今までありません。命を危険にさらすような無茶はしないという信頼はあります。“ココヘリに入ろうと思うんだ”というのを聞いた時には、万が一の時にもココヘリがあれば探す手掛かりになるので、持って行ってくれた方が安心だと思いました。大会などの時は色々な人の目があるけど練習では一人。その時異変に気づくのは家族しかいない。このような便利なもので備えられるのであれば、頼った方がいいと思っています」と奥様。ご自宅のキッチンにあるホワイトボード。一番目立つ場所にはココヘリの緊急連絡先が貼り付けてありました。

慎重さを持ちながら様々なことにチャレンジする渋木さんと、心配しながらも信頼してその帰りを待つ奥様。そんなお二人の絆にこれからもココヘリは寄り添い続けます。

#ココヘリ

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