naganokenn と「捜索活動の協力に関する協定」を締結し、2026年2月26日(木)に山梨県警本部で締結式を行いました。

ココヘリは、2026年7月7日(火)、長野県と「山岳等における遭難者の捜索・救助活動の協力に関する協定」を締結しました。
本協定により、当社は長野県消防防災航空センターへココヘリの捜索用受信機・発信機を無償貸与するとともに、山岳遭難発生時には会員情報を迅速に提供し、長野県消防防災航空隊と連携した迅速かつ的確な捜索・救助活動を支援します。また、平時から連携訓練を実施し、救助体制のさらなる強化を図ります。

長野県は北アルプス・中央アルプス・南アルプスを有する日本有数の山岳県として、多くの登山者が国内外から訪れています。一方で山岳遭難は年々増加しており、2025年(令和7年)は発生件数358件、遭難者392人となり、いずれも統計開始以来最多を更新しました。また、遭難の約6割は北アルプスで発生しています。こうした状況を踏まえ、長野県と当社は官民連携による山岳遭難救助体制のさらなる強化を目指し、本協定を締結しました。
本協定では、次の事項について連携します。
● 山岳遭難発生時におけるココヘリ会員情報の迅速な提供
● 長野県消防防災航空センターへのココヘリ受信機・発信機の無償貸与
● 遭難救助活動および訓練での資機材活用
● 平時からの連携訓練などを通じた協力体制の構築
従来の山岳遭難捜索は、ヘリコプターや地上隊による目視確認が中心でした。ココヘリ受信機を活用することで、遭難者が携行する発信機から発せられる電波を受信し、目視だけでは発見が難しい状況でも位置を特定することが可能となり、早期発見につなげます。
発信機の電波を受信することで、広範囲に及ぶ山岳エリアでも捜索対象区域を効率的に絞り込むことができます。限られた人員・時間の中でも効率的な捜索活動を実現し、遭難者の早期救助につなげます。
捜索範囲を効率的に絞り込むことで、急峻な地形など危険を伴う環境で活動する時間の短縮が期待されます。また、貸与する発信機は消防防災航空隊員が携行し、救助活動に従事する隊員自身の安全確保にも活用されます。

本県は、北アルプスをはじめとする3,000メートル級の山々から、比較的登りやすい身近な山まで、多様な山岳環境に恵まれております。そのため、県内外から多くの登山者が訪れております。一方で、こうした状況を背景に、近年、本県における山岳遭難は増加傾向にあり、発生件数、遭難者数ともに過去最多を更新する状況が続いております。山岳遭難が発生した際には、限られた時間の中で、いかに迅速に遭難者の手がかりをつかみ、救助につなげるかが極めて重要となります。そのような中で、遭難者の位置情報を的確に把握できる手段が、本日の協定により新たに加わることは、現場における捜索・救助活動にとって大きな力になるものと期待しております。また、捜索・救助活動においては、遭難者の救助はもとより、活動にあたる隊員の安全確保も重要な課題です。本協定は活動の効率化だけでなく、現場で任務にあたる隊員の負担軽減や安全性の向上にもつながるものと認識しております。県といたしましても、今後とも関係機関との連携を一層深め、県民の皆様や登山者の皆様の安全・安心の確保に努めてまいります。
私自身、長野の自然が大好きで、八ヶ岳での登山や白馬、菅平でのスキーなど、この豊かな自然で何度も遊ばせていただいています。その素晴らしい自然の中で、安心してアウトドアを楽しめる環境づくりを目指して、私たちは活動しています。このたび長野県の皆様と協定を締結し、山岳遭難時の捜索・救助活動で連携させていただけることを、大変光栄に思っております。私たちの位置特定技術を活用し、万が一の際には迅速な救助につなげるとともに、捜索活動の効率化を通じて、現場で救助活動にあたられる皆様の安全をも支える一助となれば幸いです。長野県の皆様と連携し、安心して山を楽しめる環境づくりにお役に立てればと思っております。
今後も、ココヘリ等のソリューションを通じた自治体との協力体制構築を通じ、登山者の安全確保に努めてまいります。