2026-03-25
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富山県警察山岳警備隊 × ココヘリ ココヘリ機器を活用した捜索訓練 実施レポート

大峰 菜奈子
AUTHENTIC JAPAN
目次

富山県警察山岳警備隊 × ココヘリ ココヘリ機器を活用した捜索訓練 実施レポート

富山県警察山岳警備隊の皆さまを対象に、ココヘリ機器を活用した捜索訓練およびドローンによる空中捜索デモンストレーションを実施しました。机上講習からフィールド訓練までを通し、発信機の特性理解から位置特定までを実践的に体感いただき、現場での活用を見据えた確認と共有の機会となりました。

1|机上講習 ― まずは「仕組み」を知る

訓練は、ココヘリの仕組みや発信機の特性、実際の遭難時における情報連携フローの説明からスタートしました。実機を手に取りながら表示の見方や操作方法を確認し、質疑応答も交えつつ「現場でどう使うか」を具体的にイメージしながら理解を深めていただきました。

 2|ドローンによる捜索デモンストレーション

想定は、ココヘリのヘリコプターによって「緯度経度+半径約200m」まで絞り込めたものの、天候不良でそれ以上接近できない状況。半径200m内に沢筋が2本存在するケースを想定し、ドローンを用いてどちら側に要救助者がいるかを絞り込む流れを実演しました。実際に隊員の方に受信機を操作していただき、ドローンと組み合わせることで悪天候時でも捜索を前進させられることを体感いただきました。

3|フィールド訓練 ― 実際に探す

班ごとに分かれ、雪中に埋設した発信機を捜索する実地訓練を実施。ハンディブーストアンテナと2種類の受信機を使い分けながら、1kmエリア内4か所に隠した発信機を捜索しました。最も早い班は約30分ですべてを回収。富山県警察山岳警備隊ならではの迅速な判断力と機動力はさすがでした。

今回の訓練を通じて、隊員の皆さまに機器の特性を理解し、共通認識を持っていただけたことで、より迅速で確実な救助につながると信じています。富山県では令和6年度に127件の遭難が発生しており、富山県警山岳警備隊の皆さまのご尽力により多くが解決に至っている一方で、依然として3名の行方不明者がいらっしゃいます。登山に向かう際には、登山届を提出し、装備を整え、さらにご自身のもしもに備えた装備(例えばココヘリ、例えばスターリンク、例えばガーミン等)をもって、山へお出かけください。

 

ココヘリは今後も、現場の声を大切にしながら、救助機関との連携を深めてまいります。

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