まるごとバックパックに放り込める

2024-04-13

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 岩場での登攀時やバスや電車での公共交通機関を使った移動時などは、トレッキングポールはバックパックの中にしっかりと収納します。かつては、バックパックに外付けするのが当たり前でしたが、いまではその風潮も変わってきています。ピッケルやアイゼンなどのカナモノと同様、ひとにぶつかってしまえばケガをさせかねないだけに、ここはしっかりと守って欲しいポイントです。 3段の伸縮式の場合、収納時でもシャフトが長めなため、入れるべきバックパックのサイズが大きくなってしまう可能性もあります。そういった意味でも、とくに山慣れしていないひとには、収納もコンパクトになる折りたたみ式の方が扱いやすいかもしれません。 もしも、バックパックがパンパンで中にしまえ込めないようなら、外付けを止めて取り外し、手に抱えて持つようにしましょう。これ、ヨーロッパなどでは当たり前のマナーとして「共通の認識」になっているそうです。バックパックに取り付けたままだと、結局、自分が見えていないところでひとにぶつかっていたり、危険だったりするものです。これは、トレッキングポールよりもピッケルの方がより危ないのですが、とにかくカナモノは中に入れるか、取り外す。これ、しっかりと覚えておきましょう。