靴の中で足が動かないよう、中足部がフィットするものを選ぶ

2023-08-08

まで

同じ顔や体つきの人がいないように、足のカタチも人によって違います。靴のサイズは主に足の長さで決まりますが、幅や甲の高さ、足裏のアーチも千差万別です。足に合わない靴を履いているとマメができたり、下りでつま先が当たって爪を痛めたりします。足元と連動する膝や腰に痛みが出ることもあります。自分の足に本当に合う靴を探すのはたいへんですが、ポイントを押さえておきましょう。足長は足先に1cmほどのゆとりを持たせるのが基本です。大切なのは、このときに中足部がしっかりフィットしていること。登りで靴の中でかかとが浮かないか、下りで前に動かないか、横ぶれがないかをよく確認しましょう。登山用品専門店には登山道を模した人工のスロープなどがありますが、試着してそうした場所で試すと違いがよくわかります。微妙なサイズの調整はインソールで行なうことも可能です。メーカーのなかには、サイズ調整用のハーフインソールを用意しているところもあります。