【連載企画】COCOHELI STORIES 「いってきます」と「おかえりなさい」の間に。
Vol.16充実のライフスタイルが魅力的な川口さん
ココヘリ開催の安全登山学校に参加頂いた川口さん。普段は金融機関で働くビジネスマン。休日は、登山、ランニング、ゴルフ、そして俳句も嗜まれるアクティブな川口さんにお話を伺いました。
川口さんと山との出会いについて伺ってみると、「20代からゴルフに熱中し、毎週のようにプレーしていました。当時は、登山、ランニングに興味は全く有りませんでした。5.6年前に職場チームで駅伝大会に参加してからランニングに嵌り、今ではフルマラソンでサブ3.5（川口さん6月4日の千歳JAL国際マラソンでサブ3.5の目標を達成されたそうです！）、100キロウルトラマラソン完走を目指し、月に200〜250キロを走っています。登山は一年半前からです。黒部アルペンルートを旅行中に、室堂から雄山に向かう登山者を多く見かけました。3000メートル級だけど難しくない山と知り、体力には自信があるので、その場の勢いで山頂を目指しました。そこで見た景色は、山の魅力に取り憑かれる素晴らしいきっかけになりました。当時、田中陽希さん（現ココヘリ・アンバサダー)のグレート・トラバース３が放送されており、日本百名山の存在を知りました。その完登こそ、今の最大の目標になっていますし、その先の世界の山々にも挑戦したい気持ちがフツフツ湧いてきています。」とおっしゃっていました。また、最近は、登山学校で知り合った人とも山行されたようで、登山を通じて山友のネットワークが広がっているそうです。
そんな川口さんのココヘリ入会のきっかけは、登山が趣味の職場の先輩に、山登りを始めた事を伝えると「山岳保険とココヘリは必須だ」と言われ、半ば強制的に加入させられたそうです。その際、ココヘリとjROに加入なさったそうですが、昨年夏よりココヘリ会員様にはjROの補償が付帯するようになったことをお伝えすると、「ああ知ってるよ。ココヘリとjROが一緒になったね、あれ嬉しいよ」と喜んでくださっていました。
『毎回、登山計画書は提出していますが、殆ど山アプリで、他人の行動計画から拝借した物です。3月半ばに四国の石鎚山登山の時も、前日の天気、鎖場の状況を勘案せずに登山を始めました。前日の雨で岩場は滑りやすく、鎖場は未だ雪に覆われている箇所も多く、想定外の恐怖心に苛まれました。登山計画の未熟さを痛感しました。』と川口さん。川口さんは、登山計画を立てるのが苦手なのだとおっしゃっていたので、実は登山計画も登山の楽しみ方の１つで、自然を相手にする登山は毎回が事前の計画や準備に対する答え合わせ。それを繰り返すことで登山者として成長していくという話をお伝えすると、「それ面白いね！そう考えると登山計画が楽しくなりそう。登山計画も楽しみの１つで、それが安全登山に繋がるんだね。」と登山の楽しみを、また一つ楽しみを見つけたとおっしゃっていました。
川口さんは、以前ココヘリ安全登山学校の実技講習に参加してくださいました。その時のことについて伺ってみました。『一言で言うと、目から鱗でした。初めての登山学校に1人で参加しましたが、国際山岳ガイドから直接教わる登山教室は、貴重な機会でした。深い経験と理論に裏付けられた知恵、知識は他に比べようも無い物でした。登山学校参加に消極的だった山友に、登山学校で教わった事をLINEでシェアしましたが、備忘録にすると言ってましたよ(笑)』と、楽しそうにおっしゃっていました。強い登山者になっていただくことを目的に開催されているココヘリ安全登山学校。その想いが伝わっていることにとても嬉しくなりました。
いつも精力的に活動をなさっている川口さんなので、ご家族が心配なさっているのでは？と伺うと、『以前より趣味に熱中しやすく、行動的な性格を理解してくれています。趣味を愉しむからこそ、仕事も頑張れる。と思ってくれていると信じています(笑)。だからこそ僕自身も家族に迷惑を掛けられないと言う思いは強いです。その為に今まで以上に安全な登山を心掛け、「ただいま！」と言い続けたいと思います。まだまだ未熟な登山者ですが、一歩一歩、歩を進めて行きたいと思います。』とおっしゃっていました。
多忙な日々の中でも、百の頂に想いを馳せ、目を輝かせながら熱く語る川口さんをココヘリは応援しています。
＃ココヘリ
