費用の備え≠命の備えという誤解
本来であれば民間による捜索救助活動が終了したのちに、
かかった費用を補てんする山岳保険。
それでは「民間による捜索救助活動」とは、
『いつ』『どのような手段で』実施されるのでしょうか?
そしてその活動には『いくらかかる』のでしょうか?
費用への備え=早く見つかるための手段という誤解があります。
「いくらかかっても良いので早く見つけてほしい」
そのために必要なのは「事故発生直後から」の「ヘリによる上空からの捜索」です。
しかしながら、現在登山者向けに日常的にヘリ捜索を実施している企業はありません。
残念ながら、「お金=手段」ではないのです。